’47は、POGGYによるディレクションのもと「JAPAN 9」プロジェクトを発表。9型のベースボールキャップを伊勢丹新宿店のポップアップストアで 9月30日(水)より先行発売する。

’47
1947年にアメリカ・ボストンで創業したカジュアルライフスタイルブランドの「’47(フォーティーセブン)」。今回、ファッションキュレーターとして国内外で活動するPOGGY(小木基史)を迎え、日本ファッションの次世代を担う9つのブランドをセレクトした。それぞれのブランドの個性を反映させた、’47のベースボールキャップ「JAPAN 9」として9型を展開し、9月30日(水)より10月6日(火)まで、伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーションで開催するポップアップストアにて先行発売する。
’47は、イタリア移民の双子兄弟アーサーとヘンリー・ディアンジェロが、ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パーク周辺でスポーツ記念品を販売したことから始まり、現在は、スポーツファンカルチャーを背景にヘッドウエアやアパレルを展開するライフスタイルブランドとして知られている。
ベースボールキャップのプロジェクト「JAPAN 9」は、そんな’47のルーツである9人制スポーツとしての野球に着想を得たもの。POGGYを野球の “監督” に見立て、ANCELLM、betapost、KANEMASA PHIL.、KHOKI、mister it.、mukcyen、PROLETA RE ART、ssstein、YOKEの9つのブランドをゲストブランドとして迎えたプロジェクトだ。
各ブランドがデザインを1型ずつ手がけ、全9型を展開する。レザーをはじめ、特徴的かつ多様な素材を採用し、繊細な加工や高度な縫製を施し、既存のベースボールキャップのディテールや構造を再解釈。今の時代をけん引する9つのブランドのものづくりや個性が反映されたアイテムに仕上がっている。

’47
POGGYは、ファッションキュレーター兼クリエイティブディレクター。国内外のブランドとのコラボレーションから、ショップやイベントのキュレーションまで、多方面で活躍中だ。今回のコレクションでは「JAPAN 9」のテーマと’47の歴史をPOGGYならではの視点で表現し、クリエイティブビジュアルのディレクションも自ら手がけている。
「これからの日本を代表する存在になっていくであろう9つのブランドをセレクトし、野球というテーマを掛け合わせたプロジェクトです。日本ならではの素材やものづくりを取り入れながら、シンプルだけど力強いキャップから、これまでにない斬新なデザインのものまで、それぞれのブランドの個性がしっかりと表現されたとてもおもしろいコラボレーションに仕上がっていると思います。このプロジェクトをきっかけに、今まさに新しいカルチャーをつくろうとしている日本のブランドに、国内外を問わず、より多くの方が目を向けてくれたらうれしいです」と語った。
「JAPAN 9」の参加ブランド以下に今回のプロジェクトに参加した9つのブランドと展開アイテムを紹介する。
ANCELLMデザイナーの山近和也によって2021年に設立されたブランド、アンセルム。「視点を変えた経年変化の提案」をコンセプトに、経年変化を劣化ではなく、美しさの成熟と解釈。着用と時間の蓄積によって完成へ近づいていく衣服を提案する。国内屈指の生産地との強固な関係性に裏打ちされた独自の加工技術が特徴だ。

’47
今回は、ニューヨーク・ヤンキースのキャップをベースに、適度な硬さと端正な表情を持つホースレザーを採用。アンセルムならではのウォッシュ加工を施し、使い込まれたような色ムラや風合いを加えることで、ブランドが得意とする経年変化の表現をキャップへと落とし込んでいる。

¥30,800(ベースモデル:CLEAN UP)
ベータポストは、「観る人の思考を促すこと」をコンセプトに掲げる。ブランド名は、試用や実験的であることを意味する「beta」と、掲示する、次なる未来を示す「post」を組み合わせたもの。ファッションの枠を超えて文化や日常を観察し、プロダクトへと落とし込んでいく。あえて違和感を提示することで人々の思考を喚起するような、独自の視点からデザインを表現している。

’47
今回は、段ボールや梱包資材から着想を得たキャップを提案。表側には木材パルプとポリオレフィンの複合素材を和紙漉きの製法で仕上げた素材、内側にプリーツ加工を施した豚革を採用。この異素材の組み合わせによって段ボールのような質感を生み出す。通常の生産ラインでは縫製が難しい素材を高い縫製技術でキャップに仕立てた、実験性の高いモデルだ。

¥38,500(ベースモデル:CLEAN UP)
1964年創業、和歌山県の丸編みニットメーカーを背景に、2021年春夏シーズンに誕生したカネマサフィル。「FUTURE CLASSIC / FUTURE VINTAGE」をコンセプトに、独自のハイゲージ編み機やジャカード機、そして受け継がれてきた職人技によって生み出される唯一無二の生地を軸に展開。素材からインスパイアされた妥協のない洗練されたデザインで、着る人が心地よく幸せな気持ちになる未来の服を創造する。

’47
今回はブランド独自のコットンナイロン生地を採用し、繊細な光沢感やしなやかなドレープ、ストレッチ性をキャップで表現。取り扱いの難しい繊細な生地を高い縫製技術によってキャップに落とし込み、老舗丸編みニットメーカーを背景に持つブランドの強みを活かしている。

¥13,200(ベースモデル:CLEAN UP)
コッキは、2019年に東京で創業し、デザインチームとして活動するブランド。「蚤の市のような高揚感」をものづくりを通して表現し、プレイフルでユーモアに満ちながら、日常に息づくリアリティを持った服を提案。東洋と西洋の折衷やノスタルジーを感じさせる独自の世界観が特徴だ。「TOKYO FASHION AWARD 2023」受賞や「LVMH PRIZE 2024」セミファイナリスト、「10 Asian Designers to Watch」(2025年)選出など、国際的にも高い注目を集めている。

’47
今回は、デザインチームがロサンゼルスでドジャース戦を観戦した自身の体験から、ロサンゼルス・ドジャースのキャップをベースに採用。カーフレザーを用い、アップリケのエッジ部分にまで加工を施すなど、細部まで徹底した作り込みでブランドらしい表情を加えている。

¥22,000(ベースモデル:CLEAN UP)
大阪府出身のデザイナー砂川卓也が 2018年に立ち上げたブランド、ミスターイット。École International de Mode ESMOD Parisを首席で卒業後、2012年よりメゾン マルタン マルジェラのデザイナーチームに所属し、メインコレクションやオートクチュールラインのアーティザナルを手がける。帰国後に自身のブランドを立ち上げ、ファッションの枠にとどまらないクリエイティブな発想で、独自の世界観を描き出してきた。

’47
今回は通常の'47で使用する生地に、バイザーのステッカーを刺しゅうで再現するなど、ひねりを利かせたアレンジを加えている。「包む」というブランドのアプローチを取り入れた専用カバーは、多彩な使い方が可能。キャップに重ねられるほか、単体では帽子として、キャップを収納すればミニバッグとしても楽しめる。

¥17,600(ベースモデル:CLEAN UP)
ムッシャンは、日本と中国にルーツを持つデザイナー木村由佳が手がけ、2024-25年秋冬シーズンにデビューしたブランド。服に宿る儀式性や身体と服の間に生じる違和感、境界をテーマに掲げている。カルト映画や文学などの文化的要素を交差させながら、人間の複雑性や時間の流動性に着目し、独自の人間像を装いとして表現する。

’47
今回は、このコレクションで唯一のウィメンズブランドである、ムッシャンならではの繊細なテキスタイル使いに注目だ。自身のコレクションで使用する生地をキャップにも採用し、クラウンからバイザーまで柄を精緻に合わせるなど、細部まで丁寧に作り込まれている。

¥13,200(ベースモデル:CLEAN UP)
デザイナーPROTによって、2021年に始動したオーダーメイドブランドのプロレタ リ アート。使い古された素材に、リメイクとヴィンテージ加工によるハッキングを施して質感を加速することで、新たな作品へと生まれ変わらせる。「持たざる者の芸術」をテーマに、ワンオフの作品を自らの手と、ごく少数のアトリエチームのみで造形することを徹底している。

’47
今回は、既存のプロダクトを分解、再構築する制作手法を実施。刺しゅう糸や縫製糸まで指定するなど、細部まで作り込んだモデルとなっている。デザイナー自身がヴィンテージ加工を施し、ひとつひとつ手作業で時間をかけて仕上げた独自の表情は唯一無二。

¥275,000(ベースモデル:CAPTAIN)
「無から有へ。そのはざまの部分を表現する」をコンセプトに、静謐で強く、美しいプロダクトを展開するシュタイン。メンズボディによるクラシックなラインをベースに、過剰な要素を削ぎ落とした引き算の美学が詰まったデザインが特徴だ。体型や性別を問わず、美しく落ちるようなドレープシルエットを得意としている。

’47
今回は、オリジナルの高密度コーデュロイ生地を採用し、その深い光沢感と端正な表情を生かしたモデルを展開。フォーティーセブンの創業者である双子の兄弟へのオマージュとして、架空のスポーツクラブを想起させる意匠を配したフロントにも注目したい。

¥14,300(ベースモデル:CLEAN UP)
「つなぐ」「絆」などを意味するブランド名を冠し、2018年秋冬シーズンにスタートしたヨーク。原料から仕上げまで、多くの人が関わる服作りの一連の工程を「つながり」と捉え、「モノがヒトをつなぎ、ヒトがヒトをつなぎ、ヒトがモノをつなぐ」という思いを込めたプロダクトを展開する。素材開発への強いこだわりと、その魅力を最大限に引き出す誠実な姿勢、さらにデザイナー寺田典夫のアートへの愛情が息づくデザインを提案している。

’47
今回は、ヨークのコレクションで使用されるアイコニックな素材である、一見デニムに見えるレザーを採用。エンボス加工と中白染めで独特の表情を生み出しながら、厚みのあるレザーを縫製可能な厚さへと調整。レザーが醸し出す存在感とヘッドウエアとしての完成度を両立したキャップとなっている。

¥22,000(ベースモデル:CLEAN UP)
ポップアップストア「’47 JAPAN 9 CURATED BY POGGY」
期間:2026年9月30日(水)~10月6日(火)
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーション
期間中、一部の商品は三越伊勢丹オンラインストアでも販売される。
10月中旬より、’47 公式オンラインストアでも販売予定。
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