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<インタビュー>ドラマー・YOYOKAが初の自伝で綴るアメリカ挑戦と若い世代への思い【WITH BOOKS】

Дата публикации: 06-07-2026 09:00:00



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 Billboard JAPANが展開するインタビュー企画【WITH BOOKS】に、ドラマー・YOYOKAが登場。

 僅か1歳半でドラムを始め、8歳のときにレッド・ツェッペリンの『Good Times Bad Times』のドラムカバー動画が世界中で話題となり、国内外のレジェンド・ミュージシャンからの称賛を集めた“天才少女”として知られるYOYOKA こと相馬世世歌が、初の著作『YOYOKA 15歳日本人少女ドラマーのルーツとアメリカ挑戦の真実』を刊行した。2022年に渡米、2024年に1stソロアルバム『For Teen』をリリース、2025年には 5か国を巡るヨーロッパツアーを成功させるなど、キャリアを重ねているYOYOKA。本書には、生い立ちから現在に至るまでの道のりを辿るとともに、夢を叶えるべくアメリカに渡った彼女と家族が直面した数々の問題も赤裸々に綴られている。LAと日本をリモートで繋いでインタビューを行い、音楽と本の話を中心に現在の活動と未来への展望を訊かせてもらった。

現在の環境と活動について

――『YOYOKA 15歳日本人少女ドラマーのルーツとアメリカ挑戦の真実』の出版、おめでとうございます。

YOYOKA:ありがとうございます!

――現在は16歳になられているわけですが、どのような環境でどんな活動をしているのか教えていただけますか。

YOYOKA:今はロサンゼルスに住んでいて、ハリウッドを中心にライブ活動をしています。私は今9つのバンドに所属していて、家族で組んでいるバンド(かねあいよよか)で演奏するライブもありますし、ライブごとに違うメンバーとやることが多いですね。あとはドラマーとしてアーティストさんのゲストで何曲か叩いたり、サポートミュージシャンとして誰かの後ろで演奏をしたりしています。

――日中は学校に通って、夜にライブ活動やリハーサルをする感じでしょうか。

YOYOKA:高校2年生なので基本は普通に学校に行ってるんですけど、私はアメリカに「O-1ビザ」というアーティストビザでドラマーとして働くために来たので、アーティスト活動を優先させています。なので、リハーサルやツアーがあって学校に行けない日があっても全然 OK なんですけど、学校に行く日もだいたい夜はライブをやったり、リハーサルがあったりします。



Photo By YOSHIMI

――5月から6月上旬にかけては日本に帰国して【日比谷音楽祭2026】を始めとするイベントにも出演されていましたね。印象深かったことなど振り返って聞かせてもらっていいですか?

YOYOKA:【日比谷音楽祭】に関しては、第1回目の私が9歳のときからずっと出演させて頂いていて、そのために毎年5月後半頃に一時帰国をしているんです。今回も4曲ほど演奏をしたのですが、特に新しい学校のリーダーズのみなさんと一緒に演奏させてもらったことがすごく印象に残ってますね。リーダーズのみなさんの盛り上げ方、会場が楽しくなっていく感じを、後ろでドラムを叩きながら見ていてすごく面白かったです。あとは、初めて北海道のエスコンフィールドで、パフォーマンスとファーストピッチをやらせてもらったことも印象深かったです。じつはエスコンに行くのは初めてだったので、それもものすごくうれしかったんですけど、ファーストピッチをやるのは初めての体験で、それがすごく緊張しました。ボールが届いたことがすごくうれしくて、それも思い出に残っています。


初の著書について

――では本の内容について訊かせてください。15歳にして自叙伝的な本を刊行したわけですが、率直なお気持ちを聞かせてください。

YOYOKA:率直な気持ちとしては、本当にびっくりですね(笑)。この年齢で自分に関することの本を出すなんてまったく予想もしていなかったので驚いています。でも作っていくうちに、「この数年間、本当にいろんなことがあったな」って思いました。

――本の序盤、出生のエピソードのところで「ドラムは周囲を伺いながら演奏するもの」と書いてありますが、今お話されている感じから、YOYOKAさんはいろんなことを俯瞰して見ることができているように思えます。ご自身ではどう思っていますか。

YOYOKA:それは自分でも結構感じているかもしれないです。学校でもそうですし、人がいるところに行くと、ちょっと一歩引いて周りを見てしまうというか、思い返してみると昔からそういう性格だった気がしますね。例えばライブがあったときに、後に残る自分の中の記憶に、なぜか自分も見えているんです。ドラムセットから周りを見ているんじゃなくて、自分も含めて上から見ているみたいな感じの映像が私の記憶で残っていて。やっぱり俯瞰して(自分を)見ているのかなってすごく思います。


――ドラマーとして後ろから見ているというだけじゃなくて、自分も含めて全体を見ているというのは、面白いですね。

YOYOKA:そういう記憶が残りやすいので。夢とかもそうなんですけど、見てるときは一人称なのに、なぜか記憶に残る時はなぜか二人称、三人称みたいなことが多くて。昔からそんな感じでした。

――記憶の話で言うと、YOYOKAさんがドラムを叩いた一番古い記憶はどんな光景か覚えていますか?

YOYOKA:私が1歳のときに両親が田舎に引っ越して自宅スタジオを作ってドラムセットも家に置いてあったんです。家でドラムを叩いて練習してるような記憶は3歳ころから残ってますね。もっと小さい頃はさすがに記憶がないです(笑)。

――8歳のときには、レッド・ツェッペリンの「Good Times Bad Times」のドラムカバー動画が世界中で話題になったことが知られていますが、この曲をカバーした理由や思い入れがあれば聞かせてください。

YOYOKA:元々、レッド・ツェッペリンとか、「Good Times Bad Times」を知っていたわけじゃなかったんですけど、その頃iTunes でいろんなアーティストのいろんな曲をランダムで再生して、いい曲があったら聴くみたいなことをしていたんです。そこで偶然「Good Times Bad Times」が流れてきて、「かっこいい!」と感じたんです。私はそのとき、ちょうど世界のドラマーコンテストに応募するためにどの曲を演奏するか悩んでいたのですが、「Good Times Bad Times」を演奏することにして、頑張って練習したんです。すごくむずかしい曲なので、普段はパパッと曲を覚えられていた私にとっても本当に大変でした。「ついにできた!」っていう感じで動画を撮ってアップしたんですけど、今考えると、正しい選曲だったと思っています。

――練習を何度も重ねて撮った演奏動画だからこそ、音楽ファンだけじゃなくアーティストの心に届いたんですね。ちなみに、パッと思いつく限りで結構なんですけども、最近よく聴いているアーティストや音楽はどんなものがありますか?

YOYOKA:最近はR&B系の音楽が好きで、ディアンジェロとかジル・スコットとか、そういう音楽を好んで聴いてる気がしますね。あとはファンクとかも大好きで。ファンキーな感じの曲、バンドだとヴルフペックとかをよく聴いています。


――音楽の幅が年々広がってる感じですか?

YOYOKA:本当に音楽が大好きなので、昔からマルーン5とかジャミロクワイとか、そういうポップ系のミュージックが好きだったり、いろんな曲を聴く習慣はあってロックだけじゃなくいろいろ聴いていたんですけど、こっちに来てからは今まで叩いたことがないようなジャズ、フュージョンとかも叩くようになって、また広がったなって思います。


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