新聞協会NIE委員会が実施するNIEの教育効果に関する調査結果がこのほどまとまりました。回答した計664の小中高校などのうち、NIEの実践により教員の指導力が「大幅に伸びた」「伸びた」「少し伸びた」と答えた学校の合計は、全体の94%でした。児童・生徒の「聞く力・話す力」「書く力」「読む力」のそれぞ...
新聞協会NIE委員会が実施するNIEの教育効果に関する調査結果がこのほどまとまりました。回答した計664の小中高校などのうち、NIEの実践により教員の指導力が「大幅に伸びた」「伸びた」「少し伸びた」と答えた学校の合計は、全体の94%でした。児童・生徒の「聞く力・話す力」「書く力」「読む力」のそれぞれでみても、「大幅に」と「少し」を含め「伸びた」とした学校は合わせて9割を超えました。また、NIEの継続期間の長さが学力向上に寄与する可能性を示す結果が得られたとしています。
2025年度「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の小学校国語をみると、平均正答率が全国平均を上回る割合はNIEを2年以上継続している学校で63%、2年未満で50%。小学校算数と中学校国語・数学でも2年以上の学校の正答率が2年未満に比べ10ポイント以上高くなりました。
実施している取り組みの数と学力、教員の指導力にも相関が見られました。「NIEタイム」「新聞スクラップ」「コラム書き写し」など複数の取り組みを実施している学校は、いずれか一つしか実施していない学校と比べ、全国学力テストで全国平均を上回る割合が各教科10ポイント以上高くなりました。複数実施校では、教員の指導力が「伸びた」と答えた割合が98%。一つを実施している学校は86%でした。
新聞協会の藤井剛NIEコーディネーターは、教材選びに悩む若手教員が増えていると説明。「調査結果は、教員に向けて新聞の教材としての長期活用を訴え掛ける根拠になる」と話します。
調査は今年1~2月に実施。25年度のNIE実践指定校や、NIEアドバイザーが在籍する学校などの教員から回答を得ました。隔年で実施しており、今回が4回目。
調査の概要・詳細はこちら。
(2026年7月28日)
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